玉林院 公式ホームページ〜京都の大徳寺塔頭玉林院のオフィシャルサイトです。行事のご案内、会報「しょうりん」の紹介などのコンテンツを公開しています。
大徳寺塔頭玉林院 公式サイト 2002年1月開設 2018年3月25日更新
   

■しょうりん最新号
【第71号 H30.1.1発行】



これまでの発行号

■大徳寺保育園

■たつのこおもちゃライブラリー

■メール(玉林院宛)

 玉林院は大徳寺の塔頭(「たっちゅう」と読みます)として、慶長8年(1603)、京都の高名な医学者である曲直瀬正琳(まなせしょうりん)によって月岑宗印(げっしんそういん)和尚を開祖とし、曲直瀬家初代の曲直瀬道三を供養するため建立されました。曲直瀬道三は、京都で施療院を開いて多くの病人を救済し、人々の尊敬を集めた医者でした。塔頭とは、大きな寺の周辺に建てられた子院のことです。大徳寺山内には、数々の塔頭があり、中には、豊臣秀吉が旧主織田信長のために建てた総見院や、前田利家の夫人まつが前田家の菩提寺として建立し、NHK大河ドラマでも注目を浴びた芳春院などもあります。
 玉林院の最初の寺号は、開基の名から「正琳院」と名付けられました。しかし、創建後間もない慶長14年(1609)、火災によって大部分を焼失したため、当時徳川幕府の官僚であった片桐且元らが再建、玉林院と名を改めました。現在の客殿は、その再建時の建物で、大徳寺山内の塔頭客殿遺構の中でも最大規模を誇り、当時の姿をよく残しています。
 客殿には、江戸幕府の御用絵師であった狩野探幽一門の手による数々の襖絵が、貴重な文化財として現在も残されています。また、寛保2年に大阪の富豪鴻池家が当時の大龍和尚に帰依して創建した表千家如心斉の好み南明庵(なんめいあん)は、牌堂と茶席蓑庵(さあん)・霞床席(かすみどこせき)から成り、茶事に基づいた仏事を行う建物として知られています。
 また、本堂は、平成14年から21年にかけての大修復工事で創建当時に復原され、屋根も桧皮葺きとなりました。
 本堂(襖絵を含む)と南明庵、および釈迦如来像は、国指定重要文化財です。